臨海斎場の概要
大田区(および港区・品川区・目黒区・世田谷区)が運営している公営斎場です。
臨海斎場での葬儀依頼・相談は斎場葬儀相談センターへ
特徴
- 火葬場を併設した都内でも数少ない総合葬儀場の一つです。
- 大田区・港区・品川区・目黒区・世田谷区の方は非常に安価に利用することができます。
- 平成15年に竣工した新しい施設で近代的な建物であるだけでなく、内部も落ち着いた雰囲気で綺麗なうえに施設も充実しています。
- 葬儀場選びでは最もメジャーで利用者が多い斎場の一つです。
- 4つの葬儀式場に加え(会葬者控室4室・遺族等控室4室)、火葬炉が10基・遺体保管24体と大規模な設備です。
- 火葬式はもちろん、家族葬や一日葬および一般葬や社葬など小規模から大規模な葬儀のすべてに向いています。
- 宗教宗派も問わず、無宗教葬儀でも利用されます。
- 空港を思わせるような横に広い建物とエントランスホールがあり、中に入ると4つの葬儀式場がゲートのように並んでいます。
- 会葬者が多い場合は隣の式場を繋げて利用することができます。
- 火葬場が併設されているため移動費用(霊柩車やマイクロバス)が不要で、足の不自由な方や高齢者にも安心です。
料金・予約・アクセス・安置・規模・供花・駐車場等の概要
斎場種類 |
人数規模 |
料金 |
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公営斎場 | 70席(2室繋げて利用140席) | 5.6万円(式場のみ)・10万円(式場・控室)、30.2万円(組織区以外の方で控室も利用) |
式場数 |
駐車場 |
宿泊 |
4室 | 250台 | 可 |
安置 |
最寄りの火葬場 |
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アクセス 地図 |
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予約方法 |
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その他 |
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ーーー |
所在地:東京都大田区東海1-3-1
斎場内部
式場
ロビー
控室
待合室
施設
施設 |
施設数 |
収容内容 |
設備 |
使用時間 |
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火葬待合室 (洋室) |
8室 |
60 名程度 |
54席(子供用2 脚) テーブル(円卓9卓) |
火葬時間内 |
火葬炉 |
10 基 (大型2基) |
ー |
等級は無し 棺最大寸法(600×660×2250o) |
9時から1時間毎 ※最終午後4時 |
面会室 (無料) |
1室 |
10名以内 |
1 件目・毎時 20 分から 2 件目・毎時 40 分から |
火葬予約時間あたり2件まで ※ 10 分程度 |
保冷庫 (冷蔵式霊安室) |
24庫 (大型6庫) |
棺 |
棺最大寸法(500×650×2100o) |
24時間単位 8時30分から午後12時まで受付 |
納棺室 |
1室 |
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- |
葬儀式場 |
4室 |
70席 |
2室を1室として利用可 放送設備有 |
午後2時〜翌日午後1時 |
遺族等控室 |
4室 |
14畳 |
襖で仕切 (和室10 畳・4畳) |
午後4時〜翌日午後3時 |
会葬者控室 (お清め所) |
4室 |
立食80人 着席64席 |
椅子64 脚(子供用2脚) テーブル |
午後5時〜翌日午後4時 ※通夜午後5時〜午後9時 ※告別式8時30分〜午後4時 |
その他 |
告別ホール(炉前ホール)・収骨室・待合ロビー・売店・喫茶コーナー |
- 葬儀式場にはワイヤレスマイク2本、有線マイク1本、卓上型マイク1本、マイクスタンド卓上型1本・床上型1本、CDデッキがあります。
- 遺族等控室には風呂・シャワー、室内トイレ、テレビ、冷蔵庫、コップ、湯飲み、ポット、急須、ドライヤーがあります。
- 火葬炉と保冷庫に収容できる棺は最大600×660×2250oです。
- 式場で納棺はできません(事情がある場合は柩とご遺体の同時着棺に限り納棺室・保管室での納棺ができます)。
- 火葬を臨海斎場で行わない場合は式場は利用はできません。
- 葬儀当日の繰り上げ初七日を除くその他の法要はできません。
- 式場1・2、式場3・4はそれぞれ間仕切りをはずして一室として使うことができます(この場合は会葬者控室も同様に1室として使用できます)。
- 電気機材は3キロワットまで使用できます。
- 設営資材等の搬出入は裏から直接行えます。
- 遺族等控室での宿泊(仮泊としての取扱)は5名までです。
- 寝具・タオル・洗面用具・等はありませんので葬儀社に相談するか売店で求めてください。
- 調理はできません。
その他の施設
- 売店(飲み物・お茶菓子・貸布団)
- 喫茶室(コーヒー・ジュース・ビール等の飲料及び軽食)
- 駐車場(普通車249台・大型バス10台)
- 男女別更衣室
- 100円返却式コインロッカー
- AED有
ご利用ガイド・留意点
組織区(港区・品川区・目黒区・大田区及び世田谷区)の区域内に住所を有していた方の葬儀・火葬・安置を行う場合、2親等以内の親族の方が主宰する場合、又は組織区が行旅死亡人として執行する場合と“それ以外”で料金が異なります。
使用料
葬儀
施設 |
港区・品川区・目黒区 大田区・世田谷区の方 |
左記5区以外の方 |
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葬儀式場 |
56,000円 |
170,000円 |
遺族等控室 |
14,000円 |
42,000円 |
会葬者控室 |
30,000円 |
90,000円 |
合計 |
100,000円 |
302,000円 |
葬儀式場と会葬者控室を2室つなげて使用するときは2倍の料金になります。
火葬
対象・部位 |
港区・品川区・目黒区 大田区・世田谷区の方 |
左記5区以外の方 |
---|---|---|
12歳以上 |
44,000円 |
88,000円 |
12歳未満 |
26,800円 |
53,600円 |
胎児 |
11,400円 |
22,800円 |
改葬遺骨 |
23,000円 |
46,000円 |
人体の一部 |
9,600円 |
19,200円 |
分骨 |
2,000円 |
6,000円 |
待合室の使用 |
20,000円 |
60,000円 |
- 使用の当日に現金で支払う必要があります。
- 収骨容器は無料で提供されます(収骨容器は骨壺・桐箱・覆い・風呂敷を含み骨壷には名入れをしてもらえますが不要の場合は予約の際に伝えてください)。
- 改葬の利用では遺骨は0.6立方メートル以内です。
- 人体の一部は一つの保管容器に入っている同一人の四肢を1個として数えます。
- 献体は組織区住民・区外にかかわらず44,000円です(12歳未満は26,800円)。
- 骨標本は組織区外住民の改葬遺骨料金です。
- 火葬(分骨)証明手数料は1通300円です。
組織区が執行する行旅死亡人の火葬等、死亡者が組織区から生活保護を受給していた場合、火葬を主宰する方(二親等以内に限る)が組織区から生活保護を受給している場合、組織区の葬祭扶助により行う火葬等は以下の通り減額になります。
- 火葬料(12 歳以上) 16,000 円
- 火葬料(12 歳未満) 12,000 円
- 柩保管(24 時間単位) 2,000 円
火災等の災害を受けられた方も減額になる場合があります(お問い合わせてください)。
安置(柩保管)
利用単位 |
港区・品川区・目黒区 大田区・世田谷区の方 |
左記5区以外の方 |
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24時間ごと(24時間に満たない場合は24時間分) | 3,000円 |
10,000円 |
葬儀の施行
予約・供花の注文
臨海斎場は葬儀の手配等は行いませんのでご自身で葬儀社等に予約を含めて手配を依頼する必要があります。
予約の手続き(葬儀社を通じて行ってください)
- 火葬は前日の午後3時まで、葬儀施設は前々日の午後3時まで予約できます。予約は火葬日を確定させる必要があり、式場等の設備も利用する場合は必ず火葬と同時に予約する必要があります。式場等は火葬前日の午後から使用できます。
- 喪主の方が申請者(「臨海斎場使用申請書」)となり、亡くなられた方の「火葬許可証」または「改葬許可証」に合わせて、亡くなられた方が区外の方で区内在住の二親等以内の方が区内料金の適用を申請する場合は戸籍抄本(又は謄本)等と住民登録地がわかるもの、行旅死亡人の火葬の場合は「火葬依頼書」、生活保護受給等の理由により使用料の減額申請を行う場合は組織区が発行する証明書の提出をします(火災・震災等により減額・免除の申請をする場合は事前に相談が必要です)。必要書類が整わないと区外料金や通常料金になります。
- 骨壺への名入れ(氏名・歿年月日・満年齢)のため、火葬前日の13時まで(火葬前日13時から15時までに電話予約をした場合は直ちに)に、火葬許可証の写しを提出します(FAXでも可)。
支払いと利用
- 使用料金は当日施設使用前(式場を利用する場合は通夜準備前)までに全額を現金で支払う必要があります(クレジットカード等は不可)。
- 一度納めた使用料は返金されません。
- 火葬許可証やその他証明書の原本が未提出の場合は当日までに提出してください。
- 使用料金の支払い後に使用承認書及び領収書(宛名は喪主となる申請者)が渡されます。
- 式場等を利用する場合は設備の開錠は14時までに行われますが、警備室で16時までに鍵を受け取る必要があります。
安置
- 利用申請には火葬許可証又は死亡届が必要です。
- 預入・面会・引取りには必ず葬儀社の立ち合いが必要です。
- 入庫の際は面会室は利用できません。
- 湯灌はできません。
- 面会室の利用は無料です。
- ドライアイスの交換は8時30分から12時までです。
葬儀(通夜・告別式)
- 式場搬入口は14時に開錠されます。
- 使用時間は準備から後片付けまでの時間が含まれています。
- 式場前のホールや控室前の通路には花や看板などの飾付け設置はできません。
- 受付・芳名板の設置は式場入口から柱までの間で行います。
- 臨海斎場が用意する案内表示以外の案内看板等は設置できません。
- 壁面・天井・床・備品類への粘着テープ・画鋲・釘等の使用はできません。
- 使ったいす・机等は元の位置に戻し原状回復する必要があります。
- ローソク・線香等は葬儀式場・会葬者控室でのみ使用できますが、21時から翌7時までは消火しなければなりません。
- 遺族等控室は火気(タバコ・ローソク・線香等)の使用はできません。
- 放送設備は式場のものを使用し、映像設備等の持ち込みは事前に葬儀社を通じて相談する必要があります。
- 式場内での飲食は不可です。
- 控室での通夜振る舞い(お清め会食)は21時までに終了しなくてはなりません。
- 付添宿泊(仮眠)の際は夜間(0時から翌7時30分まで)は機械警備のため緊急の際は宿直職員に連絡してください(内線で125です)。
- 出棺は式場1・2が11時まで、式場3・4が12時までです。
火葬
- 高さ48cm・幅56cm・長さ195cmのいずれかを超える棺は大型炉を使用する必要があるため事前の確認が必要です。
- 体重が120kg以上の場合は柩台車が動かない可能性がありますので事前の相談が必要です。
- ペースメーカーやボルト等医療器具があるご遺体の場合や骨壺・覆いを持ち込む場合は事前に届け出る必要があります。
- 火葬開始時刻は厳守する必要があります(後の時間帯になることや利用取り消しになる場合があります)。
- 告別ホールでは柩の小窓を開け拝顔・焼香・読経をすることができます(柩の蓋は開けられません)。
- 式場からの移動中や炉前では花額は外さなくてはなりません。
- 火葬炉前ホールでの会葬者数は20名程度までです。
- 火葬は1時間半(着棺から2時間)ほど見込む必要があります(開始時間:9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時、16時)。
- 火葬中は2階待合室・会葬者控室・ロビー等で待ちます(飲料や食べ物は持ち込みは不可ですので売店を使います)。
- 火葬が終了したら館内放送で案内されます。
- 同時に最大5件の火葬が行われるため読経などは静かに行う必要があります(他家の棺台車等の移動など音がすることがあります)。
- 胎児の火葬は午前中の早い時間、人体の一部や分骨だけの場合は午後の遅い時間になることが多くなります。
- カメラ・ビデオ等の撮影は不可です。
- 式場利用者に限り初七日ができます(16時まで)ので行う場合は会葬者控室に戻ります。
副葬品として不可のもの
- 火葬炉設備破損の原因となるもの
- 大気汚染(ダイオキシン・ばい煙・有毒ガス・悪臭)の発生源となるもの
- 燃え残りの原因となるもの
- 焼失に伴うトラブルの原因となるもの
ドライアイスは最小限だけ入れることができます。
その他
- 貸与された各室の鍵は厳重に管理し利用終了後に速やかに警備室へ戻さなくてはなりません。
- 持ち込んだ飲食物の残り物やごみ類はすべて持ち帰える必要があります。
- 貴重品・手荷物は預かってもらえませんので個別責任で管理しなくてはなりません(100円返却式のコインロッカーあり)。
- 喫煙は1階式場玄関外側の喫煙所のみで行えます。
- 休館日は火葬施設が1月1日〜3日、葬儀施設が12月31日午後〜1月3日午前までです(機器点検・整備のための臨時休館日もあります)。
禁止行為
- 施設に従事する職員への心付けの贈与およびそれを誘発する行為
- 葬儀目的以外の寄付・物品の売買
- 火葬施設内や柩台車での移動中のカメラ・ビデオ等の撮影
- 施設石垣・樹木および道路上への花輪・案内看板等の設置
- 施設内外および周辺での集団行動・示威行為・拡声器等の使用
- 周辺道路への違法駐車
- 式場前及び車寄せ・駐車場での隊列・行進等
売店・喫茶コーナー
売店 |
9時30分〜20時15分 |
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食品・雑貨 |
喫茶コーナー |
9時〜18時 (ラストオーダー16時) |
テーブル47 席 カウンター5席 |
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飲み物 |
徒歩圏内に複数のコンビニエンスストアがあります(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セブンイレブン)。
臨海斎場と近隣環境
臨海斎場への地図
臨海斎場の利用が多い地域・傾向
大田区・港区・品川区・目黒区・世田谷区の方のご利用が多いですが、川崎市(川崎区・幸区・中原区)からのご利用もあります。